100度を超す液体をまき散らして身を守る甲虫。

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「ホソクビゴミムシ(bombardier beetle)」英名だとちょっとかっこ良さげなのに、和名になったとたん格下げ感が否めない。、、、ゴミ虫って。しかも別名は「ヘッピリムシ(屁放り虫)」
でもこの甲虫、生物としてはあり得ない能力を持っていて、外敵に100度を超える液体をお尻から噴射して身を守ります。
体内に過酸化水素とヒドロキノンを持ち、体内でこれら2種類の物質を混ぜる事で100度を超える水蒸気とベンゾキノンを噴射します。しかもキノン類はタンパク質と結合する性質があるので、指に噴射されると色が付きます。

その辺にいそう。ハンミョウに似てる。そういえば、ハンミョウも甲虫。

とりあえず指を敵と見なしたようです。

噴射の瞬間、尻を前に向けて前方噴射。自分にもかかってる。

漂う水蒸気。

まだまだ漂う水蒸気。リボルバー式の拳銃で的を仕留めた後みたいな。

切手にもなってるみたいです。



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