殺人湖と呼ばれる奇妙な湖「Lake Nyos(ニオス湖)」がカメルーン共和国のジャングルの僻地にあります。
世界的にも珍しい湖底の地下にマグマ溜まりを持つこの湖は、1986年8月21日に突如湖底噴火を起こし二酸化炭素を大量放出し、周囲の住民と家畜や野生の動物を窒息死させました。
この自然災害で1800人もの命が失われ、家畜においては3000頭以上が死に、野生動物に至っては正確な数が把握出来ていません。
ガスの放出が無ければきれいな湖
赤いうねりは、湖底の鉄分がガスの噴出と共に湖面に現れ酸化した状態。
ガスの放出により、濁る湖。
ガスの放出により、濁る湖。その2
ガス(二酸化炭素)のようにも見える靄(もや)
大量に死んだ家畜。
大量に死んだ家畜。その2
住民と、死んだ家畜。