アクリル樹脂板に170万ボルトという小規模な雷に匹敵する高電圧を照射して、逃げ場を失った電気がアクリル樹脂板の中を互いにぶつかる事無く駆け巡り、電気が通った痕を残します。その模様は木の幹のようになります。
電気を照射する場所を工夫したり、絶縁体の配置に工夫を凝らす事で、木の幹以外の形に電気を走らせる事も可能です。
こんな不思議な作品を作り出したバート・ヒックマン(Bert Hickman)はアメリカ合衆国イリノイ州に研究所を持つ元電気技師です。
基本のツリー構造
真ん中に電気を照射する事で放射線状にもなります。
アクリル樹脂板の形を工夫するとオベリスクにもなります。
放射線状+円形に留めるための絶縁処理
円形の絶縁処理部分を避けて形成
複合技
作れるのは平面だけじゃありません。
作品群
元電気技師のバート・ヒックマン(Bert Hickman)、ご本人。
制作過程が見られます。電気はしばらくの間消えません。