雲だって、あまりに大きくなれば恐怖の対象になり得ます。

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刻一刻と姿形を変え、時には潔くその姿を消したりして観察者を楽しませてくれる雲ですが、内容物は只の水や氷の粒が大気中に留まっているだけの代物です。
その水や氷の粒が集まって、集まって、とにかく集まって、いつの間にやら巨大になってしまった雲や、もはや世界の終焉を考えずにはいられない程の神々しさを持った雲など、雲にも色々あります。

巨大な帯状になってしまった雲。

こんなのを目の当たりにしたら、少しだけ恐怖心が芽生えるかも知れません。

何か、こんな怪獣だか何だかがいたんだよなぁ。何だったかなぁ。

あの忌まわしいキノコ雲に似てる。

神が現れてもおかしくない。



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